厚生文教委員会の行政視察へ行ってきました3日目

兵庫県赤穂市 ジェネリック医薬品通知サービス

赤穂市での行政視察の様子
赤穂市での行政視察の様子
赤穂市 ジェネリック医薬品の通知サービスは1通750円をかけて、一人ひとりの使用している薬をジェネリック医薬品に変えるといくら位薬代を安くできるかを個々に知らせるというサービスです。ジェネリック医薬品に切り替えると薬代を抑えられ、保険料が安く抑えられます。東大和市でもチラシ配布やカード送付による周知に努めているようですが、個々の情報を送ることで、赤穂市では現在は30%以上の方が利用しているそうです。長期に薬を飲み続けている方にとってはジェネリック医薬品に切り替えて薬代が安くなることは良いと思いますが、情報がすくなすぎます。しっかりと判断ができるように個々の情報提供をすることは有効なことだと感じました。

今回の視察先は偶然ですが、お城がある城下町だった場所が多く(帰りの日に乗り換えのため寄った姫路市も)歴史と文化を感じました。昔のまちづくりが活かされていることを感じました。赤穂市では居住者に移転してもらって城の周辺を再整備し、昔からのものを大切にした丁寧なまちづくりがされていて、とてもきれいなまちでした。
振り返って、東大和市には何があるのでしょうか。多摩湖をかかえた狭山丘陵は東大和の大きな財産でしょう。もっとアピールしてもよいと思います。同時に大きな柱になる「東大和といえばこれ!」と言えるようなものが必要だと強く感じました。9月議会でも、何人かの議員からそのことについて質問が出ていました。「これ!」と言えるものを市長が示すのか、市民とともに作り上げていくのか。今は目先の事務処理などに追われ、先が見通せない市政に寂しさを感じた視察でもありました。
じつかわ圭子