3月議会が始まります

議会傍聴に来てください

 3月1日から3月議会が始まります。東日本大震災から1年が経ちますが、その間、国の政治は国民から離れてしまったように感じます。一番顔が見えやすいはずの地方議会でも、各地で行われた選挙の投票率の低さは、政治への関心の低さを表しています。

一方、市民の力はその迅速力とネットワークで、大きな力となってきています。私たちは、「地域の力が社会を変える」と考えて活動しています。行政の対応が悪いと文句ばかり言っていても状況は変わりません。行政にお任せするだけでなく、市民も市民の立場で協力して行動していく必要があり、その機会と場が保障される必要もあります。

議会においては、市民に開かれた議会を目指して、昨年より、「議会のあり方に関する調査特別委員会」が発足しました。議会についてのアンケートをとったり(集計結果はこれから)、自治体議会改革フォーラムの呼びかけ人代表の廣瀬克哉さんをお招きしいて、市議会議員研修も行いました。
要望の多い、インターネット配信については予算の関係で先延ばしになっていますが、今後実施していく方向で検討されています。また、議会報告会についても検討されています。

委員会や議会は傍聴できます。議会は行政のチェック機関だといわれていますが、その議会を監視するのは市民の目だと思います。市議会では市民生活に密接に関係した議案を取り上げています。また、市民の方から請願や陳情などを出すことができます。

市民、行政、議会がバラバラに動くのではなく、よいバランスを持って協力していけば、東大和市もよりよいまちになっていくと思います。

じつかわ圭子