今こそ民主主義!大事なことは市民が決める!

2013年12月31日 02時02分 | カテゴリー: 活動報告

 

年末緊急対論「これからの憲法論議に市民はどう向き合うべきか」講師の伊藤真氏と小林節氏 

 今こそ「大事なことは市民が決める!」2013年は生活者ネットワークの掲げる理念が身に染みた一年でした。

2013年を振り返って。

隣の小平市で都道建設計画に関する住民投票が行われました。直接民意を伝えることのハードルの高さを感じたと同時に、声をあげることの大切さと、民主主義のあり方について考えさせられました。

国では「ねじれ解消」の言葉のもとに参議院選挙が行われ、安倍総理の暴走が始まりました。オリンピック招致での「コントロールされている」発言。原発の輸出とTPP交渉。尖閣諸島等への不安を駆りたてて、国家の安全を守る国防軍の創設を視野に入れています。日本版NSCを作り、特定秘密保護法成立させ、武器輸出まで行ないました。靖国参拝では米国からも懸念を示されました。原発については再稼働や新設までも進めようとしています。

 殊に特定秘密保護法に関して、成立までの国会運営は、とても民主主義議会とは言えない強行採決でした。特別委員会では、速記録も止まるほど野次と怒号の中、採決されたものが果たして有効か、と怒りさえ感じます。

 民主主義を単なる多数決としか、考えていないのではないでしょうか。本来は正当に選挙された国民の代表者は、多数決という権力を行使する前に、少数意見を最大限に尊重した冷静な討議を尽くさなければならないと考えます。しかし、今の政権は、ねじれ解消を白紙委任と考えているがごとく、数の力による“決められる政治”を行なっています。

 先日、憲法学習会に参加しました。そこで立憲主義・民主主義国家である日本は、主権在民である、ということを改めて認識しました。しかしそれを今の政府は変えようとしています。それは自民党の憲法改正案にもはっきりと表れています。憲法に関しては、もっと多くの方に関心を持つべきです。私は改憲には反対です。むしろ今の憲法を活かしていくべきと思います。いろいろな意見の方がいるかと思いますので、今後は市内でも憲法論議(?)ができるような場を作っていきたいと考えます。

 一方、東大和市議会に関しては、議会運営はとても民主的に行なわれています。私が議員になって一番印象に残っていることは、会派を組まず無所属として活動している私の、いわば(議会の中では)少数派の意見もしっかりと述べる場が与えられていることです。会議によっては「全会一致」といって、全会派の代表(無所属議員も含む)の意見が一致しなければ決定しないというルールもあります。もちろん、議会に議案として挙げられたものに関しては最終的には多数決で採決されますが、その前に討議の場が与えられています。

 しかし、なかなか納得できないこともあります。例えば、議案に対して賛成ならともかく、反対であっても理由を述べず、意見を何も表明せずに反対する議員がいます。反対なら反対の意見を述べるべきだと考えます。この点、国会と異なり市議会は市民と近い関係にあるので、「なぜ反対したのか」個別に聞かれても説明することができます。しかし、それができる相手はごく一部です。広く市民の方にわかるように発言してほしいと考えますし、私自身もできるだけ説明がつくような行動を心掛けています。

 市議会の民主化を進めるには、とにかく、市民の声を伝えていくことであり、市民の方が関心を持って着目することだと考えます。また、着目してもらえるような魅力的な議会を目指したいです。

(じつかわ圭子)