玉川上水駅前 東大和市ふれあい広場がOPEN!

 

東大和市ふれあい広場

 1月22日に、玉川上水駅前東大和市側に商業施設がオープンしました。コンビニエンスストアとカフェ、そしてその横に東大和市ふれあい広場ができ、駅前雰囲気もずいぶん変わりました。

 現在、ふれあい広場では、旧日立航空機変電所跡(東大和市文化財指定)の写真展が行われています。ふれあい広場は東大和市の情報発信の場と賑わいを創出する場とするために市が借りました。今後運営を担う個人または団体を公募し、新しいアイデアで賑わいを作っていける場所にしていくというのが市の構想です。これまでに、運営を希望する方に説明会や現地見学を行ないましたが、残念ながら期限までに応募した団体はありませんでした。

 東大和市駅前にも行政情報コーナーがありますが、常駐する人がいないこともあり、あまり知られていません。せっかく場所があっても決して有効に使われているとは言えません。同じような状況にならないように、今回運営者を公募するという方法を取りましたが、考えているようにはいっていません。スペースが狭く限られていること、一日6時間以上を年末年始以外は休みなくオープンさせることなど、が主な要因だと思いますが、市もその辺りの分析はこれからする予定です。

 市が場所を借りて運営者を公募する方法は、今後市内の空き家の活用などにも応用できる仕組みだと私は考え、今後このような方法が進むように提案してきました。しかし、場所の問題もあるかと思いますが、このような方法が市民の中に浸透していないという事も応募がなかった一つの要因ではないかと考えます。市民との協働という事を考えるのであれば、ふれあい広場をどのように運営するのか、準備委員会のようなものを市民参加で行政も一緒に入って立ち上げて、意見を出し合いながら作っていくという方法の方が向いているのではないかと考えます。

 いずれにしても、賑わいを創出する場という目的のために、よい場所になるよう、行政も市民も知恵を出し合って作り上げていいきたいと考えます。(じつかわ圭子)