参議院選挙結果と東京都知事選

7月10日に参議院選挙の投開票が終わったと思ったら、続けて東京都知事選挙戦が始まり、今度こそ!と期待する声と、またか!と関心が薄れうんざりだという声が聞こえてきます。東大和市内のポスター掲示板は候補者21名中7名分のポスターしか貼られてません。候補者もやってきません。インターネット上には情報があふれ、自分で探せば様々な情報が得られるが、無関心でいたら全く情報は入ってきません。同じ都民でも温度差を感じます。

都知事選に先駆けて実施された参議院選挙結果については、東大和市内の状況は市のホームページでも確認することができます。

http://www.city.higashiyamato.lg.jp/index.cfm/36,51865,382,664,html

東京選挙区で当選した6名のうち、政権与党が3名、野党が3名でした。東大和市内の得票数で見ると、当選者6名のうち、与党3名の合計得票数より、野党3名の合計得票数の方が多い結果となりました。このことは、少なくとも東大和市民は、政権与党のやり方に反対の人の方が多いということではないでしょうか。

その考えを持って、今度こそ知事選で民意を反映する知事を選びたいと思います。

都議会には生活者ネットワークの議員が3名います。都議会議員を含め、地域の自治体議員も一緒に今回の都知事選で、生活者ネットワークは鳥越俊太郎候補を推薦し、26日には政策協定を結びました。

13700154_1868795583347937_7343156369123318270_n鳥越俊太郎氏ホームページ  http://shuntorigoe.com/

以下は都知事選の終盤にあたり、生活者ネットワークの考えを示した文書です。

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東京・生活者ネットワークは、都民に「都政を取り戻す」と宣言し立候補した鳥越俊太郎野党統一候補を応援、さらに政策協定を交わし推薦し、ネット総力体制で選挙戦を共闘してきました。

報道によれば、主要3候補が三つ巴の混戦状況にあるとされていますが、1300万都民が暮らすまち・東京の自治を排外的・官僚的統治の手に委ねることはできません。都政の課題は山積しており、今度こそ、税金のムダ遣いを厳しくチェックできる人、公平で公正な政治的解決を導くことができる新知事を誕生させなければなりません。

東京・生活者ネットワークは、鳥越俊太郎候補の、主に以下3項の政治的立脚点を評価・共有し、「市民参加が豊かに保障されるまち・東京」「支えあい分かちあう生活都市・東京」を実現するために、最後まで都知事選挙を戦い抜きます。

  • 半世紀にわたりジャーナリストとして「現場主義」を貫き、常に反権力の立場から発言してきた実績を都政に生かされたい。
  • 参院選を経て、衆参両院ともに改憲勢力が3分の2以上を占めている現在、自由・人権・平和・立憲デモクラシーを首都・東京から回復する決意は、ネットと意を同じくするところである。
  • 「住んでよし」「働いてよし」「環境によし」「学んでよし」の東京をつくる公約に加えて、核・原子力問題に言及、脱原発とともに、「非核都市宣言」を東京から発する決意は、ネット40年来の政策と合致するものである。