朝から雨の予報でしたが、集合時刻の10時ごろには雨はほとんどあがりました。時折小雨がぱらつく中でしたが、50名近くの方が参加しました。
都立東大和南公園の平和広場から出発し、桜街道から、富士見通りに曲がって、南街交番から東大和市駅に向かいました。駅前から再び桜街道を戻り、末広公園まで約1時間を、横断幕や登り旗、うちわなどを持って、「原発を再稼働させない〜」「子どもを放射能から守ろう〜」「豊かな大地を守ろう〜」と声をあわせて訴えました。最後尾ではギターを片手に歌や音楽も奏でられ、子どもたちも一緒に歩きました。中には青梅市や小平市など遠くから参加している方もいらっしゃいました。
原発の問題と電力・放射能の問題は私たち市民に直接かかわる大きな問題で、国や電力会社の対応に不満や疑問を持っている方が大勢います。声を届けるのにデモが有効なのかはわかりませんが、「何もせずに黙っていては何も変わらない…」、と考え、私は参加しました。
普段の会話の中で原発や放射能の話はタブー視され、一人で悩んでいる方もいらっしゃると思います。東大和から放射能不安をなくす会では、茶話会(おしゃべり会)も行なっています。3月20日(火)には大人15名、子ども3名が集まりました。次回は4月22日(日)1時30分から中央公民館です。
以前講演していただいた山田真先生が、「放射能不安はなくさないほうがいい。」とおっしゃっていました。確かに、「大丈夫よ、気にしないで。」といってすむ問題ではないと思います。不安を持ちつつも正しく対応できるように、勉強会やおしゃべり会などに参加してみてはいかがでしょうか。
じつかわ圭子