平成23年第2回定例会が6月30日に終了しました

新人の私にとってすべてがはじめてのことで緊張しました

 私にとって初めての議会が6月30日閉会しました。皆様は議会を傍聴したことがありますか?聞きなれない言葉遣いが難しく感じられたかも知れません。また、質疑・討論・採決を行う際に、毎回議長は「お諮りいたします」といい、議員は「異議なし!」という場合がほとんどで、「議会は一体何をするところだろう…?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかも知れません。
今回私は議員として議会に出席して、市民にとって議会のわかりにくさがどういうところから来るかわかりました。
まず、議会は本会議という、議場でおこなわれるもののほかに、常任委員会が3つあります。他にも代表者会議、議会運営会議、各種委員会があります。それらの委員会や会議は傍聴もできます。そこでは本会議より活発な質疑応答や意見が出されます。また場合によっては、委員会や会議などの前に協議会が開かれます。こちらは公開していませんが、そこで事前に打ち合わせがされることがあります。つまり、本会議に議題が上がるまでには、すでにいろいろな場面で議員は説明を受け話し合いがなされているので、本会議場ではスムーズに議事が進行していくのです。
また、各議員の一般質問についてもどのようなやり取りになるか、ある程度打ち合わせがあります。そのようなやり方が良いか悪いかはやがて話し合いがなされていくかと思いますが、現状は事前の打ち合わせがあるなかで、迫力がある質問を本会議場でするには、工夫が必要だと今回質問に立って痛感しました。
ようするに、議会は傍聴者にとっては『見えない部分』がたくさんあることが分かりました。逆にいえば議員は議場でのやり取りのほかにもたくさんの情報を得る機会があることも分かりました。そして、その見えない部分のやり取りができるだけ少なくなるように、見えるようにしていく必要性を感じました。そうしていけば市民にとっても身近でわかりやすい議会になっていくのだと思います。開かれた議会をめざしていますので、皆様も機会がありましたら、ぜひ議会を傍聴し、感想をお聞かせいただきたいと思います。           じつかわ圭子