男女混合名簿の導入は進んでいるか

東京・生活者ネットワーク女性部会では、2018年に男女共同参画事業の自治体調査を行いました。その調査では、東京23区26市において、公立小中学校の男女混合名簿の導入率も調査をしました。

この度、3月20日の東京新聞に「男女混合出席簿の導入状況」の記事があり、私たちが行ったものと同じような調査だったため、約4年経ってどのような変化が見られるのか、比較してみました。(自治体名が濃い緑は生活者ネットワークがある自治体)

男女混合名簿比較1ページ目のサムネイル

 

男女混合名簿比較2ページ目のサムネイル

男女混合名簿を全学校で導入している自治体は、小学校で21自治体から37自治体、中学校で14自治体から24自治体と増えていることがわかりました。

男女別の名簿は学校として都合が良いとされてきたかもしれませんが、性別で分けることが習慣化すること(名簿では男子が先、男子が上)で、無意識のうちに差別化されることが懸念されます。

今後も混合名簿が当たり前となるよう、働きかけていきます。

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2018年に行った調査の詳細は以下をご参照ください。

2019 年「東京に暮らす女性たち」東京・生活者ネットワークジェンダー政策・自治体ランキング調査発表!

https://www.seikatsusha.me/blog/2018/10/18/10962/

20181114ランキング一覧表

https://www.seikatsusha.me/wp-content/uploads/2018/10/deb0091fd13efcee8b75dbe687cffc01.pdf